善光寺

善光寺について

善光寺の歴史

善光寺は日本最古のみ仏を祀る寺として、日本を代表する霊場であり、寺伝によれば、 皇極天皇3年(644)勅願によって建立され、その歴史は1400年を経て今日に至っております。 ご本尊「一光三尊阿弥陀如来」さま(中尊の阿弥陀如来さまと、脇侍の観音菩薩・勢至菩薩さまが一つの光背の中に立たれるお姿)は、インド、朝鮮半島百済国を経て、欽明天皇13年(552)日本に渡られ、三国伝来の仏さまと呼ばれ、この仏さまを信州の地にご安置された方が開山、本田善光さま。この名を取って善光寺さんと親しまれ、現在も現世の安穏と極楽往生を約束して下さる仏さまとして広く深い信仰をあつめております。

大勧進の歴史

勧進とは人々に仏法を説き作善をなすように勧誘策進することであり、この名を寺名にした大勧進は、開山、本田善光公以来、代々善光寺如来さまにお奉えし、民衆の教化と寺院の維持管理にあたってまいりました。弘仁8年伝教大師が信濃路巡化のみぎり、善光寺に参籠され、爾来、天台の宗風により今日に至っております。 大勧進は天台宗大本山で善光寺25ヶ院の本坊として、住職は善光寺の住職も兼ねております。